今年の風景は今年だけ 10年後はないかもしれない美瑛の丘

美瑛はすべてがビュースポットと言えるくらい、町全体が写真を撮りたくなるような風景が広がります。
美しい丘の風景を見るだけならいいですが、現実問題として丘での農作業は厳しく、丘をなくしてしまうという計画もあるとバスガイドさんが話していました。
畑で栽培する作物も毎年変わるため、今見ている風景は今だけのものですよと言われたのが印象的です。

美瑛は四季折々の風景がそれぞれ美しく、何度も訪れたい場所です。
オススメの観光スポットは、「パノラマロード」、「パッチワークの路」です。
「パッチワークの路」には、「ケンとメリーの木」「セブンスターの木」「マイルドセブンの丘」といったCMで使われた有名スポットが多く点在します。

ただ、観光名所とはいえ、農家さんの畑ですから、その中に入ったりすることは禁じられています。
昨年、観光名所となっていたポプラの木「哲学の木」が所有者の農家によって伐採されました。
寿命が迫っていたことに加え、訪れる観光客の迷惑行為が相次ぎ、農業に支障が出ているためだということでした。

観光客もルールを守らないと悲しい結末を迎えることになりますから、遠くから写真に収める程度にしてほしいものです。

「パノラマロード」には「四季彩の丘」や前田真三氏という写真家の写真ギャラリー「拓真館」があります。
北海道の風景写真を日本に広めた人であり、美瑛を今日のような観光地にしたのは前田氏とも言えるでしょう。

最後に、近年、人気観光スポットとなったのが「青い池」です。
Apple社製品の壁紙に使われたことで一気に国内外か注目される観光スポットとなりました。
「青い池」は美瑛の中心部から少し離れた白金地区、森林地帯を流れる美瑛川の脇にあります。
もともとこの池は存在していなかったのですが、十勝岳の噴火による被害から人命を守るために作られた堰堤の背後に河川水が溜まり”溜め池”状になったのが青い池なのです。昨年の台風被害で一時は水が青くなくなってしまったようですが、現在は以前の青を取り戻しています。

また、美瑛の野菜は美味しく、普通のサラダを食べただけでも、普段食べ慣れた野菜とはまったく違う野菜を堪能できます。
夏から秋にかけてが観光としてはベストシーズンです。特に収穫の秋は新じゃが、かぼちゃなど、旬の野菜がめちゃめちゃ美味しいのです。
写真家になったつもりで、今だけの風景を残してはいかがでしょうか。そして美味しい野菜も堪能することをおすすめします。

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